BANJO入道's PLAYGROUND

バンジョーと山をこよなく愛する遊蕩おやじの絵日記。ボーダーコリー犬「バロン&シャルロット」との日常などなど・・・。うたかたの日々を綴る。

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穂高縦走2009 その2

夜通し激しい風に見舞われた。台風は遥か彼方のはずだが、3000メートルの高所では影響が出るのだろう。おまけにここはコルなので丁度風の通り道なのだろうな。
煽るような風と寒さでほとんど熟睡できぬまま朝を迎えた。まどろんではテントごと吹き飛ばされてしまう夢を見て何度も目が覚めた。明け方にテントの中で身体の位置をずらしたその時、鈍い音と共にポールが折れた。気持ちはますます沈んで行く。とりあえず様子見、待機だ。
この時点ですでにジャンダルムは諦めた。西穂高までの難ルートを前日の疲れを残したまま重荷を背負って歩ける自信はない。
それでも明るくなるといくらか風も弱まってきたようだ。餅入インスタントラーメンで腹を満たし、気を取り直して奥穂高山頂に向けて出発した。

約40分くらいで奥穂高岳山頂、3,190メートル、本邦第3位の高峰である。祠の前で記念撮影してしばし景色を楽しんだ。

奥穂高からの眺め、快晴だが、風が強すぎ。
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嗚呼!、目の前のジャンダルム、、次は必ず登ってやるからな、待っててくれよ。
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気持ちを切り替えてからは足どりも軽くなった。吊り尾根を経由して前穂高に向かう。こっちのルートだって危険がいっぱいの難所が続く。毎年遭難者が出ているので、慎重に行く。案の定、前のパーティーが落石を起こした。大音響と共に沢を転がって行く石の塊を見て身震いした。「コワ~~」

吊り尾根から富士山が見えました。
P9200223.jpg

クライミングを少々やっているので、なんてことはないのだが、それでも左右の切れ立った箇所は緊張を強いられる。何しろクライミングのときとちがってロープの確保してないからね。
紀美子平にザックをデポして、前穂高山頂に向かった。山頂は槍穂高の絶好のビューポイントだ、快晴のもとこれ以上ない絶景を堪能した。

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前穂高山頂にて
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北尾根2峰のクライマー

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北尾根の2峰を懸垂下降しているパーティーが見えた。あそこもその内トライしてみよう。楽しそう!!。


重太郎新道にはこんなところが何カ所も。

P1000770.jpg

さて、ゆっくりもしていられない。岳沢ヒュッテ跡地まで下り、さらに上高地までまだ行程は長い。
鎖場に梯子、、、もう下りはうんざりだと、飽き飽きした頃、岳沢ヒュッテ跡地に到着、ここで穂高岳山荘のお弁当を広げた。飛騨名物朴葉すし。これはうまい!。

P1000772.jpg

白く大きな石だらけのゴーロを行くとやがて沢沿いの樹林帯となる。途中には天然クーラー「風穴」なんてのもある。こいつ本当に涼しいんだ。不思議。この辺りになると軽装の人が増える。それにしても今回の山行中、若い人たちに多く出会った。もちろん相変わらず中高年(含む自分)が圧倒的に幅を利かしているけどね。

上高地が近づいた。なんという人出だ。河童橋周辺はまるで原宿辺の様相だ。ともあれ無事下山したわけだ。ソフトクリームで乾杯して、早々にこの喧噪から離れるとしよう。
風呂に浸かって、蕎麦食って、さあ、帰ろうか。


豊科の蕎麦、ワサビが最高!

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常念岳ともお別れだ。また来るよ。
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今回の山行は、期せずして次男坊と一緒に行くことが出来た。大学4年間ワンゲル部でがんばった次男にエールを送りたい。
この先、僕に何回付き合ってくれるだろうか?また一緒に山に行けたら嬉しいのだが・・・。

【完】







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  1. 2009/09/25(金) 18:57:47|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:2
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コメント


う~ん、全てが懐かしい。
沢渡という言葉を聴いただけで胸が高鳴ります。そこの旅館で初めて食べたイワナの塩焼き、それでも当時宿泊代は安かった。4千円前後だったと思います。

上高地も何度訪れたことだろう。釜トンネル前の長かった信号待ち、やっと抜けて目前に広がってくる焼岳の姿と大正池、感動も一入。

河童橋から初めて眺める岳沢の光景は、誰をも山男への憧憬と情熱を駆り立てる。

って、人のブログでエッセイ書いてドナイスンネン。自分とこで書けよ!(笑)

でもそれくらい価値ある、息子さんとの山紀行。気持ちも十分すぎるくらい伝わってきます。自分が育て上げ、期せずして訪れた一つの締めくくり。

途中危険箇所で息子さんに、所々さりげなく手を差し伸べられた姿が目に浮かびます。その時、老いゆく父は、ふと何を見て何を振り返るのだろうか。(笑)

学生時代、剣岳から奥穂高まで全山縦走したことが昨日ことのようです。

ただし、奥穂と西穂の間だけは途切れてるんです。

パノラマコースも懐かしい~!
そこ、若かりし頃、彼女と一緒に涸沢から下りました。でもその人、もうこの世にはいないんですぅ。

今回の山岳紀行、嫉妬と羨望の意味をちょっと込め、敢えてしみじみとコメントしてみました。

いえ、何も気になさることはないんですよ?(笑)
  1. 2009/09/26(土) 10:04:25 |
  2. URL |
  3. rokujizou #B8LShMOg
  4. [ 編集]

ありがとう

Rokujizouさん、温かいコメント、痛み入ります。本当に本当にありがとうございます。
図星を言い当てられた感があり、読みながら涙腺が緩んでしまいました。

吊り尾根の危険箇所では手を差し伸べられるこの親父も、次男坊の人生には何も手を差し伸べてやることができません。大学生活も残す所あとわずか、未だ就職先の定まらない次男坊に何もしてやれません。自分で活路を見出すまで見守ってやることしかできない自分が情けない。

それにしても、パノラマ新道の思い出の彼女、どんな方だったのでしょう? 人それぞれに悲しい物語があるのですね。きっと素敵な方だったのでしょうね。もしかしたら 登山道ですれ違ったかも・・・。
  1. 2009/09/27(日) 21:45:17 |
  2. URL |
  3. BANJO入道 #HZ3qD0i6
  4. [ 編集]

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